盛土材料

タス工法における盛土材料は、壁面パネルや補強材といった構造部材 とともに重要な要素です。盛土材料は、粒度分布の良い材料であり締め固め効果の得られやすい もので、含水比による強度の変動の小さいものである必要があります。 また、鋼材の補強材の耐久性に影響を及ぼさない電気化学的性質の安定したものであることが重要です。

適用分類
Aランク材料 基本的にはタス工法の盛土材料に適しており問題なく使用できます。 但し、A、A ランク材料は粒径が大きいために、転圧機械や締固め管理等において土質材料とは異なる点に 注意する必要があります。

Bランク材料 壁高があまり高くない場合で、かつ現場での転圧状況等を観察して使用の可否を 決定するものとします。

Cランク材料 細粒分の含有量が50%を超える細粒土は基本的にはタス工法には使用しませんが、 セメントもしくは石灰系固化材を添加・混合して盛土材料の改良を行えば十分に使用できる場合があります。

岩石材料(A、B の中で泥岩、頁岩、凝灰岩、片岩などの場合は、地下水などの影響を受け乾燥湿潤が繰返されることにより、 時間の経過とともに細粒化するものがあるので、スレーキング試験を行いスレーキング率が30%以下であることを 確認して下さい。